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実践教育訓練学会 第6回建築設計競技のご案内

1.テーマ 「地域に根ざす家」

  日本の気候は四季が明瞭で、昔から各地域では豊かな風土に根ざした風習が根付いていた。そこでは、地域固有の祭りや、習わしが育まれてきた。しかし戦後、 経済の発展とともに都市部への労働者移転があり、地方に永住する若者の減少が今も続いている。それは、地方に限ったことではなく、ニュータウンと呼ばれて いる都市部周辺の新しい街でも高齢化が進み、空き家が増加している。その原因として、ニュータウンにおいて短期間の間に多くの同年代の家族が移り住んだ結 果、年月の経過と共に高齢化したことによる。さらに追い討ちをかけるように、少子化や核家族により親と同居することの減少、生まれた家から就職先に通えな いなど、家を引き継ぐ後取りがいないことが大きな要因となっている。その結果、豊かな地域の景観や風習が損なわれ、コミュニティも希薄になることで、住人 同士の絆がなくなってきている。このままでは、地方の人口が減少して過疎化が進み、都市部だけが拡大してゆく傾向を止めることができないまま未来へと進ん でゆくことになる。
これらの問題に歯止めをかけるためには、地域の資源の見直しや発掘が必要である。地方には、まだまだ魅力ある資源が眠っているはずである。普段の生活の中 でその良さや価値に気がつかず通り過ぎていることも多いのではないだろうか。京都や倉敷、金沢などでは、長年引き継がれてきた景観や建物、風習を重要伝統 的建築保存群として守ってきた結果、大きな観光資産になっている。その結果、代々働く場所も創出しており移り住みたいという人々も多い。また、小樽の運河 に沿った倉庫や横浜港の赤煉瓦倉庫街もコンバージョンすることによってとても魅力ある建物に変化し、多くの観光客を集め賑わっている。その他にも長野県小 布施町や埼玉県川越の小江戸、秋田県角館市の小京都もいくつかの建物から修景計画を始め、とても綺麗な街並みとなっている。有名にはなっていないが、さま ざまな資源が全国各地の身近なところに潜在的にあるはずである。
このような資源を掘り起こし、これからの未来に向けて地域に根ざす家を提案してほしい。
(審査委員長:和田 浩一)

・募集要領はコチラからダウンロードしてください。
・募集パンフレットはコチラからダウンロードしてください。

2.審査委員
審査委員長
 和田浩一 職業能力開発総合大学校 能力開発院 教授

審査委員(五十音順)
 安島 才雄(株式会社 総合資格 常務執行役員)
 飯嶋 元広(アイディホーム株式会社 設計部 副部長)
 磯野 重浩(熊本職業能力開発促進センター)
 井町 良明(メガソフト株式会社 代表取締役社長)
 江川 嘉幸(山形県立産業技術短期大学校 建築環境システム科 教授)
 川口 智也(株式会社 インフォマティクス リーダー)
 高橋 紀子(日本住宅株式会社 常務執行役員 人事本部副本部長)
 竹内 一 (株式会社 ティーエスケー 代表取締役)
 星野 政博(東北職業能力開発大学校 住居環境科 特任教授)
 松下 和正(株式会社 松下産業 代表取締役社長)

3.表彰
1等  実践教育建築デザイン賞
    副賞 QUOカード
2等・・協賛企業賞「50音順」
  ・アイディホーム賞      
  ・インフォマティクス賞    
  ・総合資格学院賞       
  ・株式会社ティーエスケー賞  
  ・日本住宅株式会社賞     
  ・株式会社松下産業賞     
  ・メガソフト株式会社賞       
   (各協賛企業から副賞が提供されます。)

※各入賞者には、宮城大会(東北能開大)で行われる2023実践教育研究発表会(以下、発表会)において表彰し、発表会でプレゼンテーションをして頂きます。入賞作品ごとに1名の旅費を支給します。

 入賞者発表(2023.07.18)


4.スケジュール
終了しました。

5.応募資格
(2023年4月1日現在)
一般大学・大学院学生
高等専門学校学生
職業能力開発関係施設で学ぶ学生・受講生
専門学校学生
工業高校生徒
※1グループ 4人以内

6.審査
審査は、審査委員による作品評価を行います。公開審査は行いません。

7.提出図面
A1版 横使い 1枚 (25MB以下)
各図面の縮尺は自由

8.作品条件
(1) 敷地面積:200u以下
(2) 最高高さ:12m以下
(3) 建ぺい率の制限:60%  容積率の制限:150%
 (地階・駐車場の容積率の緩和を使っても良い)
  (敷地面積、建ぺい率、容積率、最高高さについては、作品の中に明記すること)
(4) 用途地域や斜線制限などの建築法規は考慮しなくても良い
(5) 敷地のロケーションは、具体的にイメージできる場所を自由に設定する
(6) 建物の構造は、自由

9.質疑応答
課題に関する質疑応答は行いません。本要項に定める内容以外の問題は応募者の自由とします。

10.注意事項
・応募作品は未発表のものに限ります。
・同一作品の他設計競技との二重応募は、受け付けません。
・事前にWEBエントリーフォームから登録を行ってください。
・応募作品の一部あるいは全部が、他者の著作権を侵害してはなりません。また、雑誌や書籍、ウェブサイトなどの著作物を許可なく使用してはなりません。
・著作権侵害のおそれがある場合は主催者の判断により入賞を取り消すことがあります。
・応募作品(PDF)は返却しません。
・本設計競技の応募作品に関する著作権は応募者に帰属します。応募作品の(一社)実践教育訓練学会HPやジャーナル掲載、協賛企業HPへのリンクなど、発表に関わる権利は主催者及び協賛企業が保有します。
・本設計競技において取得した個人情報は、主催者と協賛者が共有します。本設計競技の運営以外には使用いたしません。また、第三者に譲渡や転売はいたしません。

11.協賛企業 「五十音順」
(1) アイディホーム株式会社
〒169−0075
東京都新宿区高田馬場3丁目46-25
(2) 株式会社インフォマティクス
〒212-0014
川崎市幸区大宮町1310ミューザ川崎セントラルタワー27F
(3) 株式会社総合資格
〒163-0557
東京都新宿区西新宿1−26−2 新宿野村ビル22階
(4)株式会社ティーエスケー
〒261-8501
千葉県千葉市美浜区中瀬1−3 幕張テクノガーデンB棟6階
(5)日本住宅株式会社
〒100-6317
東京都千代田区丸の内2−4−1 丸の内ビルディング17階
(6) 株式会社松下産業
〒113-0033
東京都文京区本郷1丁目34−4
(7) メガソフト株式会社
〒530-0015
大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田センタービル11階

8.過去の競技について
 第1回 建築設計競技会のテーマ  建築設計競技会の審査結果
  第2回 建築設計競技会のテーマ  建築設計競技会の審査結果
 第3回 建築設計競技会のテーマ  建築設計競技会の審査結果
  第4回 建築設計競技会のテーマ  建築設計競技会の審査結果
 第5回 建築設計競技会のテーマ  建築設計競技会の審査結果
 

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