2003年6月6日(金)午後埼玉県上尾市の「ものつくり大学」にて、2003年度第7回電気電子情報系実践討論会が、開催されました。電気電子情報系の主催で開催されましたが、他系の方も多数参加され、大いに討論がなされました。
まず、ものつくり大学の内部を職員の方々に案内をしていただきました。普段厚生労働系の学校に触れることが多い我々協会員は、興味をもって見学させていただきました。 もともと電子系が無い事から専ら機械系を中心に見る事になったのですが、個性的な実習内容から、厚生労働系の学校では、見られなくなった、鋳造や板金等の機械の充実に驚きました。特に、企業からの講師の派遣と機材が提供されている部分ついては、外部のものつくり大学への期待の大きさを実感しました。ただ、開学して3年目ということで、最も高い学年が3年生であることから、まだ実際に動かしていない機械もあるという説明を受けました。
討論会の内容は、以下のとおりです。
主催者側講演
「ものつくり大学の開設時から将来に向けて」
ものつくり大学事務長 重谷哲二氏
重谷事務長から、ものつくり大学という名前の由来や開設の経緯や職業能力開発大学校の応用課程との違い、文部科学省との折衝などについて、事務局サイドのお話をしていただきました。 |
重谷氏
|