電気・電子・情報系専門部会

専門部会

専門部概要

専門分野に関する職業技術教育の教育・訓練技法および研究を行う。そのために分科会活動,ジャーナル誌を通じてその普及向上をはかります.また出版活動にも積極的に取り組み,実践事例や学習会,見学会なども企画して行きます。

現在、次の4つの分科会があります。「組込みシステム分科会」「電子応用分科会」「電気エネルギー分科会」「電子機器ものづくり分科会」ご興味の分野に参加ください。

部会長あいさつ

この部会は、「実社会で即戦力となるものづくりスペシャリスト」を育成することを目指す集団と考えています。もちろんこの専門部会の特性上、電気関係のスペシャリストであることはいうまでもありません。昨今、日本の「ものづくり」は難易度の高い技に磨きがかかる一方、全体的には地盤低下を招いています。日本の「ものづくり」が世界をリードしている事実を率直に認め、次世代に「ものづくりの技」を継承するために、基礎的な学力をはじめとして、高度な実践的技能及び知識までをこれからの労働者(実践技術者)に身につけさせる教育を、我々の専門部会を始め、実践教育訓練学会は、日々活動を行うとともにレベルアップを図らなければならない社会的な使命があると考えています。  昨年、SPring-8とSACLAを見学する機会がありました。広報担当者の話によると、硬X線(0.1nm以下の波長)を出す方式は広く知られているが、機器の運用には技術力が必要なため、日本以外の国では難しいとのことでした。機器を組み立てた後、調整の精度が要求されるわけですが、この要求を日本の技術者はクリアできるので、世界のトップに君臨しているわけです。ここに「ものづくりの真髄」を感じました。皆様、次世代の実践技術者を育てるために頑張りましょう。

ページのトップへ戻る