建築・デザイン系

建築系 地域情報 Vol. 10

 

消失⇒香川県多度津町フランク・ロイド・ライト派・デザイン

2011.4
どろんこクラブ 亀山

 2011年2月27日フランク・ロイド・ライト派の建築家高島司朗設計(大正15年)の武田譲邸の外観内観をみる最後のチャンスがありました。 立地は香川県仲多度郡多度津町。 私はともかく知人の方々と内部を見学するとともに解体前に古文書の持ち出し保管に奔走。 合間に施主のご理解のもと写真↓をとらせていただくとともに、調査のお手伝いを時間の許す範囲で実施させていただきました。

 この地には四国の近代を語る3建物の一つであろうと言われる現役の建物がまだまだあります。 これらを残すため、あるいは文化財登録という保全手法を考慮せねばならない時期にきています。 昨年実践研のみなさまにご協力していただいた文化庁の方との視察は、文化財保護法で守りたい継承したいという一念からでした。

 この武田邸の調査写真をご紹介させていただきます。 昨年の文化庁の方々との調査結果と今後のワーキングスタートの気持ちを小原稿にまとめました。是非のぞいてみてください。

http://doronko.ashita-sanuki.jp/e380077.html

 今年度は小さなまちづくりのワークショップを地元で実施する計画を立てています。

武田譲邸外観(平成23年2月27日)

 

建築時期:大正15年

全景模型(当時の請負金額36万円、通天閣が26万円)

 

幾何学的装飾デザイン

窓のデザイン

 

棟瓦のデザイン

解体工事の状況

 

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