機械系企画
 シンポジウム 「機械技術分野における最新技術動向」
    9月20日(日)13:00~14:15

協会から学会へと名称が変更になって初めての発表会となります.
機械系では,今まで実践教育訓練研究協会を長年にわたり支えていただいている賛助会員様を,改めて広く会員に紹介するとともに,各企業で取り組んでいる最新技術の動向について紹介する場として,今回はシンポジウムとして実施することとしました.
これからの日本のものづくり産業を支える企業と能力開発に携わる私たちの更なる連携が,これからのものづくりにより一層必要になると考えます.
世の中が急速に変わる変革に対応するためのものづくり,ひとづくりについて,今後の学会の未来に向けての一助となればと思う.

◆司会 機械系事務局長 関東職業能力開発大学校 教授 中村正美
◆挨拶 機械系部会長 関東職業能力開発大学校 教授 菅野金一
◆発表 機械系賛助会員企業 13 社

建築デザイン系企画

第3回 建築設計競技
 9月20日(日)14:15~15:15
 
2020 年の冬は雪が少なく、国内のスキー場の多くがオープンできないまま春を迎えようとしている。地球温暖化が徐々に進んでいることを痛感せずにはいられない。 地球温暖化対策は長く議論されているが、各国の足並みがそろわないのが現状である。地球温暖化は、石炭や石油などの化石燃料を利用するようになった18 世紀の産業革命以来、大気中の二酸化炭素(CO2)やメタンガス、フロンガスが増え続け、気温の上昇や気候の変化をもたらしている。
地球温暖化が進むと、一見、冬場のエネルギーの消費量が減り、化石燃料などの資源が枯渇することを抑制することにつながりそうであるが、海面の上昇や砂漠 化による食料不足、生態系の変化、健康障害など、深刻な問題を引き起こしかねない状況にある。建築生産のためのエネルギーや人々が暮らすためのエネル ギー、建築物を解体するためのエネルギーなど、産業別にみても住宅・建築物分野で消費されるエネルギー が最も大きい。特に日本の住宅は、他国に比べてライフサイクルが短く、森林環境の保全にも影響を与えて いる。エネルギー消費を抑制するための法律を待たずに、私たち建築に携わる者ができることがあるのでは ないか。
住宅における地球温暖化対策としては、エネルギーを消費しない住宅、エネルギーを逃がさない住宅、住まい方を変えることによる対応、外部と内部の環境の関 わり合いによる対応、自然素材の利用方法による 対応、地域のコミュニティによる対応、長寿命化による対応、さまざまである。
ここでもう一度、環境に配慮することとは何かを問い直して欲しい。「環境配慮住宅」の提案は、建築計画的な側面でも技術的な側面でも可能である。