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JISSEN NEWS 2007.秋No.157







機械系企画

 企業見学 株式会社ブリヂストン東京工場

9月27日(木)13:30より機械系会員33名が株式会社ブリヂストンの「東京工場」とコーポレートミュージアム「ブリヂストンTODAY」を見学しました。東京工場(小平市)は発表会場の東京校から徒歩10数分の近距離にあり、乗用車、トラック、バス用ラジアルタイヤや航空機用更正タイヤを1日当り合計3万超本生産する首都圏、東日本のタイヤ需要に対応する中核拠点工場です。
 はじめに技術センターで会社および東京工場の概要説明とタイヤが出来るまでのビデオ解説を受けたあと、乗用車用タイヤの製造工場に案内されました。トレッド部とサイド部をつくるゴム練り工程・トレッド押出工程、プライをつくるコード・カレンダー工程、スチールベルトをつくるスチールベルト工程、ビートをつくるビート工程で4つのパーツが製造され、それらを成型工程で一体化して生タイヤが出来上がります。次に熱と圧力を加える加硫工程でタイヤが完成し、検査工程を経て製品になります。工場内は整理・整頓・清掃が行き届いており、また、ゴムや硫黄の臭さも意外と感じることなく、高いレベルのものづくり工場を見学することが出来ました。
 引き続いて「ブリヂストンTODAY」に案内され、地震対策の免振ゴム、F1マシン、ラリーの使用済みタイヤ、シューマッハ選手のユニホーム、F1用タイヤなどさまざまなタイヤに加え、タイヤの研究と開発、タイヤの試験と評価、環境への取り組みなどについて詳細に説明を受け、興味深く見学すると共に、さすが日本を代表する世界企業のひとつであると感心しました。
 最後に、直径4m、重さ5ton、価格350万円の世界最大級のタイヤの前で記念写真を撮って企業見学を終えました。   
                          (文責 北陸能開大 国谷 滋)


世界最大級の前で記念撮影する会員  ブリヂストンTODAYを見学する会員