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JISSEN NEWS 2007.秋No.157


『技能五輪を通したものづくり教育』
  2007実践教育研究発表会開催期間中の2007年9月28日(金)に、14:00から職業能力開発総合大学校東京校にて3系合同の特別企画『技能五輪を通したものづくり教育』が二部構成で開催されました。第一部では、機械系においてはトヨタ自動車鰍フ和田栄二氏による「技能五輪に関するトヨタの取り組み」、電気・電子・情報系においては総合大の小口重雄氏による「電子機器組立て職種2級課題を教材とした『ものづくり』教育」、建築・デザイン系においては魚沼テクノスクールの高野雅一氏による「五輪左官職種の選手育成」と題する各基調講演が、総合大東京校の階段教室に200名を超す聴衆の参加の下に行われました。続いて、それぞれの系ごとに分かれ,第二部としての実演が実施されました.機械系においてはトヨタ自動車鰍フ小縣真人氏による加工実演、電気・電子・情報系においては日産自動車鰍フ清水輝氏による電子機器組立て実演、建築・デザイン系においては群馬県左官工業協同組合の岩村充敏氏による左官技能に対する実演がそれぞれ披露されました。いずれも卓越した技能が披露され,聴衆の感嘆を浴びていました。

                                              (能開総合大 中谷 努)



講演に聞き入る聴衆