長野県上田市にある長野県工科短期大学校を会場にして、「技能の伝承とものづくり」をテーマに、9月28日(水)から9月30日(金)の日程で2005実践教育研究発表会が開催されました。
3日間の開催期間を通して一般講演、シンポジウム、特別講演、企業展示など多くの企画が滞りなく終了しました。特別講演では、刀匠の古川清行氏から「日本刀からみた伝統技能」という演題で講演をいただきました。本講演のため新たに準備していただいた製作工程の写真やVTRを交えた説明に、伝統技能の奥深さを垣間見ることができました。さらに、実際に日本刀に触れて鑑賞することができ、一同大感激でした。
ところで、今回の大会準備を進めるにあたっては、開催校として経費の節減にも腐心しました。至らない点も多々ありましたが、限られた予算の中で長野大会らしさが出せたのではないかと思っています。
開催期間中大勢の皆様に参加していただき、地方大会としては盛況のうちに大会を終えることができましたことは、ひとえに関係各位のご尽力の賜物であり、ここに深く感謝申し上げます。
2005実践教育研究発表会 大会副会長
長野県工科短期大学校 副校長 大澤清一
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