中核企業力(コア・コンピタンス)を強化して未来市場の主導権を握ろうというベストセラーの文庫化です。 コア・コンピタンスとは「企業が持つ独自の強み(製品や人材およびシステム)や、他社にマネできない技術」のこと。その企業が持つ本来の強みに資本(経営資源)を集中投下することによって、競合他社との差別化を生む、という経営戦略だ。つまり、ムダな贅肉を強硬なダイエット(リストラもこの一つの手段)でそぎ落とし、筋肉質な企業にするための再生(教育訓練・能力開発がこの一つの手段)を行なっている。 目次より