●3● JISSEN NEWS 2002.11 No.133

 表記の委員会が発表会の開催されている期間の2002年9月27日(金)13:00〜13:45、中国職業能力開発大学校で開催されました。出席者は、辻副会長、山見、中村、前田、八木、中嶋、有田、岡野、佐々木、寺重、星野、田島。

1.経過報告および議題説明(前田理事)


 ここ3〜4年かけてジャーナル誌を三系合同にする提案がなされてきたが、現状はいくつかの点でそれに至っていない。しかし、来年度予算より、大幅にジャーナル出版費用の予算が抑えられることになる。
例えば機械系では1号分120万円が70万円になる。その対応策としては、オフセット印刷を行う、三系合同出版にして経費を削減する等が考えられる。
 そこで、今までの流れも考え以下のことを提案する。来年度は機械系・電気系を合同し、2年後は三系合同の方向で検討する。印刷をオフセット印刷にして、一箇所で印刷してはどうか(以上の内容は7/31の専門部代表者会議でも示された)。


2.機械系の意見(八木編集委員長、中嶋編集主幹)
 ジャーナルを出版する体制を以下に作るかが大切である。機械系の対応策は限られた予算で発行できるように努力することである。具体的には、編集能力のあるスタッフ5〜6名に頑張ってもらい、オフセット印刷にするが、写真は網掛けを3回する。今後、三系合同にした場合のことは総論では賛成だが、今のままで行くことには違和感がある。各号ごとに重みをつけてはどうか。編集委員会を三系合同で行えばスタッフは減少するが、負担が増えたり、横とのパイプがなくなる恐れがある。


3.電気・電子・情報系の意見(岡野理事)
 ジャーナル誌の内容で、遅れて困るものは少ないので、スタッフで編集作業をして費用を削減する。しかし、論文はタイムリーでないと意味がなくなる。


4.建築・デザイン系の意見(星野事務局次長)
 建築系はもともと臨時号と定期号の年2回出版をしていたが、臨時号は現在発行していない。前回の費用は116万円であったが、削減するのは大変である。合同出版にして、一緒にできるものはシンポジウム、論文、研究報告であろう。タイムリーな必要のあるイベントの案内等はホームページで情報提供すればいいのではないか。建築系でも三系合同出版を努力目標として検討する。

 その他の意見等
 収入としては広告掲載料があるが、最近全般的に減っている傾向にある。広告収入は発表会の企業展示費用と一緒になり、編集費用に反映されているか疑問である。
原稿を徹底して期限内に集めるよい方法はないだろうか。

 各系ともとにかく知恵を出し合い、よい方法が見つかったら情報をオープンにしていきましょう。
 また、メーリングリストの活用のため編集委員の氏名・所属・アドレスを広報委員会に連絡してください。


5.辻副会長からのコメント
ここ1〜2年で、真に高度な内容の教育訓練を行わないといけない時代が来る。そして、その実施が厳しく問われる。現在、ポリテクセンターの会員数は約100名であり、全体の1111人の中では少ないが、これからは、若手のポリテクセンターの人たちにも、会員になってもらえるような、真に高度な内容の教育訓練を遂行するに当たって、やる気の出るようなジャーナル誌にしていってほしい。

(近畿職業能力開発大学校 田島 幹夫)