●4● JISSEN NEWS 2002.8 No.130
 2002年8月6日から8日まで、技術教育研究会(以下、技教研と呼ぶ)の全国大会が埼玉県川越市で開催されました。
 河野善顕大会実行委員代表の あいさつで始まり、大谷事務局長(弘前大)の基調報告が提案・採択され、記念講演「明日の教育と向き合う―障碍者(しょうがいしゃ)教育研究40年の歩みのなかで出会った教師たちの実践・運動に学ぶ―と題した講演を清水寛(埼玉大学名誉教授・全国障害者問題研究会顧問)の力あふれるお話で拝聴させていただきました。
清水先生の真の教育者としての実践的教育手法を学ばせていただき、感動いたしました。
 この大会は1日目に実技・理論講座、2日目に内容別分科会および3日目に問題別分科会に分かれすすめられました。

実技・理論講座は、@「教育基本法と技術・職業教育」、A「技術室づくりと条件整備」、B「インターンシップと職場体験」、C「教科書からみた工業高校教育史」、D「授業で作ろう・遊ぼう」、E「授業ですぐ使えるスターリングエンジン」、F「たしかめてわかる通信とネットワーク」、G「自動化からはじめるコンピュータ学習」、H「産業考古学の調査と方法」でした。夕食をはさみ9時まで講座は盛り上がりました。
 2日目の内容別分科会は、A「小学校・中学校の技術教育」、B「高校・高専・高校後の技術職業教育」で2つに分かれ、筆者はBへ参加しました。3日目の問題別分科会は、C「地域の技術史」、D「諸外国の技術・職業教育」、E「子ども・青年の発達と技術・職業教育」、F「技術教育の授業づくり」、G「障害児・者の技術・職業教育」でした。

記念講演 (清水寛先生)


授業ですぐ使えるスターリングエンジン
 それぞれに、世話人がつき、何件かの発表の後、意見がかわされたり、情報交換が行われました。
また、閉会集会で特に良かった発表を選び、もう一度全参加者の前で、まとめたかたちの発表が行われました。
2日目の夕食は交流会であり、その後、8時から総会が開催されました。実践協会と同じような問題もあげられていました。
服装も普段着で、手作りの研究会だと感じました。今後も情報交換が行え、学ぶべきところが多い学協会であると感じました。

          技術教育研究会HP
           (ポリテクセンター埼玉 有田)

 発行が大幅に遅れ申し訳ありませんでした。東海地域支部発足の記事を掲載する予定でしたが、掲載できませんでした。電子系ジャーナル9月号をご参照ください。  (有田)

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