建築・デザイン系 |
北九州の産業遺産と環境首都 | ||||
2010.8 |
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福岡県北九州市には、明治34年の官営八幡製鉄所の操業をはじめ、石炭等の海運に関連するような、産業発展に大きな役割を果たした建物が多くのこされています。
一例をあげると、九州の玄関口である門司では、JR門司港駅や旧門司三井倶楽部などが「門司港レトロ」地区の建築群として存在しています。これらは現在でも使用されており、明治22年の開港から港町として栄えた当時の姿をあらわしています。
このほか市内各地で産業の近代化に関わった多くの歴史的建造物を見ることができます。 現在、北九州市は世界の環境首都を目指しており、平成20年には国から「環境モデル都市」に認定されました。 このような建造物が果たした役割を記録し伝えながら、環境にやさしい街づくりに向けた取り組みが進められています。 |