2009年10月23日から26日まで茨城県で行われた第47回技能五輪全国大会 ITPCネットワークサポート競技の部に参加しました。
　この競技は、企業におけるネットワーク構築を想定し、 時間内でサーバＯＳをインストールおよび環境構築し、ルータやスイッチなどネットワーク機器の設定まで行うことが課題となっていま す。

　東海職業能力開発大学校生産情報システム技術科３年 種田浩平君が企業の技術者とともに参加し、見事銅賞を獲得しました。毎日の授業で習う事項は、ともすると自分の得意とするところ， 興味のあるところに偏った知識・技術となり，その他がうろ覚えな作業となりがちです。しかし、種田君は自分で確認しながら作業していく中で次第に理解が深まり、広範囲な知識・技能を身につけることができました。

　今回、夏の予選会を突破し全国大会でも結果を残せたことは、 地道な作業の繰り返しの中で十分な基礎技能と、トラブル時でも基本に立ち返り推測できる対応力を養うことができたからだと考えます。今後、さらなる努力を期待したいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東海職業能力開発大学校　浅井英史

2009年11月1日(日)、日本ライン自動車学校で開催された2009Econo Power in GIFU(中日本自動車短期大学主催)の電気自動車部門に参加しました。

この競技は、規定のバッテリ（12V-3Ah）を使用して、特設コース（1周567m）を45分間に走行した周回数を競うものです。当校では、数年前から参加しており、今年度のマシンは一昨年度の総合制作実習で製作したものです。それに毎年改良を重ね、少しずつ記録を伸ばしてきました。

今年度は、駆動系やモータコントローラなどのオーバーホールとマシン全体のセッティングなどを見直し、最低限昨年度の記録（24周）を上回ろうという気持ちで挑みました。その結果、27周を走行することができ、さらに一般の部で準優勝を得ることができました。

参加した学生たちにとって、自分たちの技能・技術そして「エコ」というものが、良くも悪くも目に見える結果となりました。この経験を今後、さまざまな分野で活かしてほしいと思います。
＊写真：左から電子技術科2年生松原洋太君、久城弘嵩君（ドライバー）、瀬尾達也君

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東海職業能力開発大学校　秋間紳樹