京都職業能力開発短期大学校 生産技術科
京都職業能力開発短期大学校生産技術科では、2005(平成17)年度前期技能検定、普通旋盤作業実技試験に3名の学生が受験し、受験者全員が合格しました。
検定制度の改正にともない、入校生のうち工業高校卒業生は、在校中に2級の受験資格を得られることになりました。これにともない、本校においても受験希望者については受験させることにしています。
2005年度は、2年次進級当初に該当者と保護者に対し希望調査を実施したところ、3名の受検希望があったので受検取組みを実施しました。
練習方法は、インターンシップ実施期間を集中訓練として取扱うこととして実施しました。また他の時期については放課後と能力開発セミナー実施日の土・日曜日としました。 検定実施日の8月6日は、会場であるポリテクセンター京都に向け、早朝に指導員・受検者全員が舞鶴を出発しました。
作業は思いの他、練習どおり順調に進みましたが、2名が完了報告直前に製品を落下させたため、合否について気になるところとなりました。合否結果については標記のとおり無事3名全員が合格しました。
修了時に技能士補の資格を取得次第、彼等は2級技能士となることはいうまでもありません。
最後に、技能照査実技試験については余裕を持って加工に取組むことができたことの他に、他の学生に対しも良きアドバイザーになっていたことも付け加えておきます。
(京都職業能力開発短期大学校 大柳邦夫)
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