建築・デザイン系

不要なサービスを停止

 サービスとは、ユーザーとのやり取りなしで動いている Windows のプログラムのこと。 起動と同時に常駐し、その後も裏で絶えず動いているため、メモリを消費し、動作の足かせになっている。
1. スタート」 → 「コンピュータ
(またはデスクトップ上の「マイコンピュータ」のアイコン)を 右クリック
2. 管理」をクリック
3. 開く画面の右側で「サービスとアプリケーション」 → 「サービス
4. 無効化したいサービス項目を ダブルクリック し、「スタートアップの種類」を変更
5. 状態」欄に「開始」とあればそのサービスが起動している。 空欄であれば停止中
6. 依存関係」タブで、「依存関係なし」であれば 無効化が可能
7. 全般」タブの、「スタートアップの種類」欄で、「無効」を選ぶ
8. すでに起動しているサービスは「サービスの状態」を「停止」に
無効化で不具合が生じたら、「自動」に戻す
ユーザーの使用環境(LAN、ダイアルアップ、プリンタなど)によって、止めてはいけないサービスもありますので、設定変更には十分にお気をつけください。


 Alerter 手動 無効
ネットワーク内の選択したユーザーとコンピュータに警告を通知するサービス。 システム管理者が複数台のPCを一括管理する環境でトラブルが起こった際に原因究明が容易になる。


 ClipBook 手動 無効
クリップブックに保存した情報をリモートマシンと共有するためのサービス。 リモートアシスタンスなどの機能を利用していない場合は不要。


 DHCP Client 自動 無効
DHCPサーバーからIPアドレスを受け取る場合に利用されるサービス。 家庭内ネットワークやインターネットに接続していないマシン、固定IPアドレスを割り当てられているマシンには不要


 Error Reporting Service 自動 無効
アプリケーションエラーが生じた際に Microsoft社にエラー内容を報告するためのサービス。 Microsoft社がバグ修正を行なうために役立つ情報だが、エラー報告をしたくなければ「無効」でよい。

 Windows Error Reporting 自動 無効


 Fast User Switching Compatibility 手動 無効
複数のユーザーが同時にログオンするためのサービス。 利用中のユーザーアカウントに問題が生じた場合に別のユーザーでログインして問題を解決するのに必要。 頻繁に利用しないため「無効」にする。


 Help and Support 自動 無効
ヘルプとサポートセンターを有効にして、ネットワーク経由でヘルプサポートを実行するサービス。ヘルプ機能を利用しないならば必要ないので「無効」にしておく。


 IPSEC Service 自動 無効
すべての通信を暗号化するIPセキュリティポリシーを利用するためのサービス。 ドメインに参加していない場合や、VPNなどIPセキュリティを要求する通信を利用していない場合は「無効」にしておく。

 IKE and AuthIP IPsec Keying Modules 自動 無効


 Messenger 自動 無効
システム管理者が警告サービスから送信されるメッセージを送受信できるサービス。 ドメインに参加している場合は「自動」にする必要があるが、参加していない場合は「無効」にしておく。


 Net Logon 手動 無効
ドメイン内のユーザー名とパスワードを認証する際に利用されるサービス。 ドメインに参加していない場合は必要とされないサービスなので通常は「無効」にしておく。


 NetMeeting Remote Desktop Sharing 手動 無効
NetMeetingを利用してリモートマシンからデスクトップにアクセスする権限を与えるサービス。 基本的には「無効」にしておくべき。 どうしてもリモートからのアクセス権が必要な場合は「手動」に設定。


 QoS RSVP 手動 無効
特定の通信のためにネットワーク上で一定の帯域を予約して通信品質を保つプロトコルを利用するためのサービス。 通常は利用していないプロトコルなので「無効」にしておく。


 Ready Boost 手動 無効
USBメモリを仮想メモリとして使うことで、パソコンの動作を軽くできる機能。 メイン・メモリが2GB以上ならほとんどその効果はない。


 Remote Access Auto Connection Manager 手動 無効
Internet Explorer以外のアプリケーションからダイアルアップ接続する場合に利用するサービス。インターネット接続にダイアルアップを利用していない場合は必要ないので「無効」にしておく。


 Remote Desktop Help Session Manager 手動 無効
リモートアシスタンスを利用する際に使われるサービス。 このサービスを止めるとリモートアシスタンスが使えなくなるが、利用していない場合は必要ないので「無効」にしておく。


 Remote Registry(※ XPはProfessional版のみ)  自動 無効
リモートマシンからレジストリ操作の権限を与えるサービス。 セキュリティ面から見て悪用されると大変危険なサービスなので必ず「無効」にしておく。 必要なときだけ「手動」に切り替えればよい。


 Server 自動 手動
ネットワーク経由でのファイル、印刷、名前つきパイプ共有をサポートするサービス。 「自動」でも問題はないが、よりマシンパワーを節約したいならば「手動」に変更しておく。


 Smart Card 手動 無効
セキュリティキーとして利用されるSmart Cardへのアクセス制御と管理を行なう。 一般ユーザーのPCでは「無効」でよい。


 Smart Card Helper 手動 無効
Smart Cardリーダーをサポートするサービス。 Smart Cardを利用していないのなら全く必要がないので「無効」にしておく。


 SSDP Discovery Service 手動 無効
ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ機器の検出に利用されるサービス。 ネットワーク内でユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ機器を利用していないのであれば不要。通常は「無効」にしておく。

 SSDP Discovery 手動 無効


 System Restore Service 自動 無効
「システムの復元」のためのサービス。「システムの復元」を利用していない場合は、 設定だけでなくサービスも「無効」にしておいた方が安心。 無効の場合はシステムの復元が利用できなくなるので注意が必要。


 Task Scheduler 自動 無効
タスクスケジューラにタスクを登録して実行させるためのサービス。 利用していない場合は「無効」にしておく。 無効だとタスクスケジューラにタスクを登録しておいても実行されなくなるので注意すること。


 TCP/IP NetBIOS Helper 自動 無効
NetBIOS over TCP/IPとNetBIOS名前解決のためのサポートを有効にするためのサービス。 NetBIOS over TCP/IPはLAN内でのファイル共有に利用されている。 LANを組んでいないのであれば「無効」にしておく。


 Telnet(※ XPはProfessional版のみ) 手動 無効
リモートマシンからTelnetを利用して接続を許可するためのサービス。 通常は「無効」にしておく。 サーバーとして運用しているマシンでSSHが利用できない場合のみ「手動」にする。


 Telephony  手動 無効
ダイアルアップ接続をするためのサービス。 LANを通じてインターネットの接続している場合は不要。 あらかじめ「Remote Desktop Help Session Manager」を無効にした上で「無効」にする。


 Terminal Service 手動 無効
リモートアシスタンス同様、リモートマシンのデスクトップを手元のマシンに表示して操作できるサービスを提供する「ターミナル」機能のためのサービス。 頻繁に利用する機能ではないため通常は「無効」にしておく。


 Uninterruptible Power Supply 手動 無効
マシンに接続されたUPS(無停電電源装置)を管理するためのサービス。 物理的にUPSが接続されていないマシンでは必要ないため、セキュリティを高めるために「無効」にしておく。


 Web Client 自動 無効
フォルダをウェブ上に公開するための機能


 Wireless Zero Configuration 自動 無効
設定することなくワイヤレスネットワークに接続するためのサービス。無線LANアダプタを利用していない場合は不要になるので「無効」にしておく。